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しじみの他にオルニチンを含む食品

しじみに含まれるとして有名なオルニチンですが、実は他の一部の食品にも含まれています。
どのような食品にどのくらいオルニチンが含まれているのか、しじみと比べてみましょう。

しじみに含まれるオルニチン

まずは、しじみに含まれるオルニチン量を見てみましょう。

しじみには、可食部1個あたり約0.4mgのオルニチンが含まれており、100g(約35個分)にすると、約10mg~15mgほどのオルニチンが含まれているといわれています。

魚介類

魚介類の中で、他にオルニチンを含む食品は以下です。

キハダマグロ

キハダマグロに含まれるオルニチン量は、100gあたり2~7mgほどです。
100gのキハダマグロを食べるには、刺身にして大体10切れくらいの量になります。

ヒラメ

ヒラメ100gには、0.6~4mgほどのオルニチンが含まれています。
刺身にすると、10切れほどでこの量が摂取できます。

きのこ類

きのこ類には、オルニチンを含むものが多数あります。

オルニチンを含むきのこ

含有量が多い順から並べると、

・ぶなしめじ
・ブナピー
・ひらたけ
・エリンギ
・舞茸

となり、トップのぶなしめじにはなんと140mg、次いでブナピーにも110mgものオルニチンを含んでいます。
ひらたけには50mg、エリンギには30mg、舞茸はしめじと同等の10mgが含まれ、きのこ類にはオルニチンを含むものが多いということが分かります。
しいたけ、えのきたけなどにも微量に含まれていますので、毎日色々な種類のきのこを食べることは、オルニチンの補給にとても効果的です。

きのこにオルニチンが多く含まれる理由

なぜそんなオルニチンを含むものが多いのかというと、きのこ類には、旨味成分のグルタミン酸という成分が含まれています。
グルタミン酸は、後に体内でオルニチンに変換される物質でもあり、この成分が多ければ多いほど、オルニチンをたくさん作り出すことができるからなのです。

その他

他にも、以下のような意外な食物にオルニチンが含まれています。

チーズ

チーズの場合、100gに含まれるオルニチン量は0.8~8mgです。
決して多いとは言えない量ですが、粉チーズやスライスチーズなど、さまざまな形状や種類があり、料理に応用しやすいことが魅力です。
お酒を飲む際のおつまみとしてもよく食べられていますが、お酒に合うというだけでなく、栄養面からみても良い組み合わせです。

黒らっきょう

あまり一般的ではない食品ですが、黒らっきょうにも100gあたりに6.4mgほどのオルニチンが含まれます。
健康食品として売られているだけでなく、らっきょうを数日間炊飯器の中で保温状態にしておくことで、自宅でも作ることができます。
らっきょうは、長時間加熱することで炭水化物が自然な甘みに変化し、栄養価が高まるのです。
鳥取県では、特産品として販売されています。

だだちゃ豆

実は、普通の枝豆にも10~20mgほど、しじみと大体同量のオルニチンが含まれています。
しかし、だだちゃ豆に含まれるオルニチンは100gに20~40mgで、これはなんとしじみの倍以上もの量です。
オルニチンを補いながら、お酒のお供として食べるには最適の組み合わせです。

他の食品としじみの違い

ここまでで、しじみ以外にもオルニチンが含まれる食品はたくさんあることが分かりました。
むしろ、しじみは他の食品と比べても、それほどオルニチンが多い方ではないということも分かります。

なぜしじみから摂るのが良いの?

それでもなお、しじみから摂れるオルニチンが最も有名で、健康食品においても推奨され続けるのは一体なぜなのでしょうか?

その答えは、しじみに含まれる他の栄養素との相性にあります。
しじみには、オルニチンだけでなく、タウリンやメチオニン、アルギニンといった栄養素が含まれています。
これらの成分は、肝機能をサポートするという共通の作用を持っており、同時に摂取することで相乗効果を得ることができます。
また、しじみには肝臓の大部分を構成しているたんぱく質も豊富です。
たんぱく質は、アルコールの摂取やストレスなどで傷ついた肝臓の修復には欠かせません。

しじみに含まれるこれらの栄養素は、オルニチン単体の場合よりも、総合的に摂ることで肝臓の機能を効率的に高めると考えられているのです。

オルニチンを摂るにはやっぱりしじみがおすすめ!

このような理由から、オルニチンの摂取にはしじみをおすすめします。
もちろん、オルニチンを含む他の食品と組み合わせると、より多くのオルニチンを摂取することができます。

お酒を飲む機会の多い人、肝機能をアップしたい人は、しじみなどの食品を積極的に摂ることを心がけましょう。

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