メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

しじみとイノシトール

しじみには、イノシトールと呼ばれる栄養素が含まれています。
しじみに含まれる他の成分との相性がよく、同じ効果をもつ栄養素とは相互作用を期待することもできます。
身体の健康はもちろん、心の健康維持にも役立つイノシトールと、しじみを摂ることで得られる効果を確認しましょう。

イノシトールとは

イノシトールは、動物性、植物性どちらの食品にも含まれる糖質の一種で、ビタミンと似た働きを持つことから、ビタミン様物質に分類されます。

イノシトールは特に牛肉やオレンジなどに豊富な栄養素です。
くせがなくすっきりとした甘みを持つことから、甘味料や、栄養強化剤として食品への添加が認められています。

動物の体内では、筋肉や神経細胞に多く存在しています。
ブドウ糖を原料に人の体内でも生合成することができますが、その合成量は多くはなく、食事やサプリメントから補う必要があります。
1日に摂取すべきイノシトールの目安量は、500mg~2,000mgといわれています。

イノシトールとしじみの効果

イノシトールには、実にさまざまな効果があります。
いくつかの効果は、しじみに含まれる他の栄養素と共通しています。
イノシトールとしじみの栄養とが相互に働くことで、さらに高い効果を期待できます。

脂肪の蓄積による生活習慣病を予防する

イノシトールは、「抗脂肪肝ビタミン」という異名を持ち、肝臓に余分な脂肪が溜まるのを防いで脂肪肝を予防します。
また、血管に溜まるコレステロールの代謝も良くするので、高脂血症や動脈硬化の予防効果も期待できます。
医療機関では、それら疾患の治療にもイノシトールが用いられています。
一方のしじみには、オルニチンという成分が含まれています。
オルニチンには、血管壁の代謝を高めて血管壁を柔軟に保ったり、肝臓の機能を助けて血流を改善し、高血圧や高脂血症、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐ効果があります。

うつ、強迫性障害の改善

イノシトールは、脳の神経伝達物質の作用をサポートします。

現在はまだ研究段階ですが、イノシトールには脳内の神経伝達を助け、うつ病の症状を改善するという説があります。
また、脳内で分泌されるセロトニンの効果を高め、パニック障害や強迫性障害の治療に有効であるという研究結果も報告されています。

しじみに含まれる、オルニチンやトリプトファンなどの栄養素にも、精神安定や睡眠の質を改善する効果があると考えられています。

便秘の改善

排便は、腸の筋肉が収縮して便を押し出すことによって起こります。
イノシトールには、腸の筋肉の収縮を促進し、便通を改善する効果があるといわれています。

頭髪の健康を維持する

イノシトールは、毛母細胞や神経細胞に栄養を供給して、育毛や発毛を促します。

しじみには、たんぱく質やビタミンB群などが豊富なため、イノシトールと同時に摂取することで抜け毛や薄毛、頭皮湿疹などの頭髪のトラブル改善に効果が期待できます。

しじみとイノシトールで心も体も健康に!

通常の食生活を続けていれば、イノシトールが極端に不足することはありません。
しかし、健康の増進のためには意識して摂取することが大切です。
イノシトールは、栄養バランスの良いしじみと一緒に摂って、心も体も健やかに過ごしましょう。

(引用元)
しじみに含まれるイノシトール
https://www.theoldvillageinn.com/inositol.html

こんな記事も読まれています

トップに戻る